リアルワールドエビデンス(ACTT-1試験の結果を裏付ける解析)
COVID-19入院患者合計98,654例のデータを用いて、実臨床においてベクルリーが死亡や退院に及ぼす影響を検討した下記3件の大規模な後ろ向き解析の結果がWorld Microbe Forumで報告されました。
HealthVerity社のデータベースを用いた解析(海外データ)
RSS(リスクセットサンプル)法を用いて、入院日、入院日からベクルリー投与開始までの日数、年齢、性別、ベースライン時の酸素療法の状況、ICU入室の状況、コルチコステロイド使用についてマッチングさせ、その後±1%範囲の傾向スコア(PS)マッチングにより2群に割り付けました。
Premier Healthcare社のデータベースを用いた解析(海外データ)
入院後2日以内のベクルリーの使用、主な併存疾患、病院の特徴、ベースライン時の重症度、併用薬などについて傾向スコアによりマッチングさせました。
SIMPLE-Severe(5773)試験の拡大コホートと後ろ向きコホートレジストリ(5807)のデータを用いた解析(海外データ)
べ―スライン時の患者背景、居住地域、臨床的特徴、併用薬、併存疾患について傾向スコアによりマッチングさせました。