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特性

シュンレンカとは

  1. シュンレンカは、HIV-1カプシド機能を選択的に阻害する薬剤としてファーストインクラスの多剤耐性HIV-1感染症に対する新規治療薬です。

    作用機序

  2. シュンレンカは、既存の主要なARV薬剤クラス(NRTI、NNRTI、INSTI、PI)に対して耐性を獲得したHIV-1変異株に対して活性を示しました(in vitro )。

    シュンレンカの交差耐性

  3. シュンレンカ錠300mgは、食事の有無にかかわらず服用できる経口導入用のフィルムコーティング錠です*1

    • *1

      シュンレンカ錠300mgの承認された用法及び用量は、「通常、成人には投与1日目及び2日目に2錠(レナカパビルとして600mg)を、8日目に1錠(レナカパビルとして300mg)を1日1回経口投与する。本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる。投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。」である。

    投与方法

  4. シュンレンカ皮下注463.5mgは、6ヵ月に1回皮下投与する注射剤です*2

    • *2

      シュンレンカ皮下注463.5mgの承認された用法及び用量は、「通常、成人にはレナカパビル経口剤の投与開始後15日目に、レナカパビルとして927mgを皮下投与する。以降は、927mgを6ヵ月に1回、皮下投与する。投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。」である。

    投与方法

  5. シュンレンカは、多剤治療歴を有する多剤耐性HIV-1感染症患者を対象とした第Ⅱ/Ⅲ相試験において、OBRと併用した際の有効性が示されました。​

    国際共同第Ⅱ/Ⅲ相試験 CAPELLA Study(GS-US-200-4625試験)の有効性​

  6. シュンレンカの安全性​
    副作用として、シュンレンカ錠300mgで悪心(3%以上)、シュンレンカ皮下注463.5mgで注射部位反応(腫脹、疼痛、結節、紅斑、硬結、そう痒感、漏出、不快感、腫瘤、血腫、浮腫、潰瘍)(63%)及び悪心(3%以上)が報告されています。
    電子化された添付文書の副作用及び臨床成績の安全性の結果をご参照ください。​

    国際共同第Ⅱ/Ⅲ相試験 CAPELLA Study(GS-US-200-4625試験)の安全性​

INSTI:インテグラーゼ阻害剤、NNRTI:非核酸系逆転写酵素阻害剤、NRTI:核酸系逆転写酵素阻害剤、PI:プロテアーゼ阻害剤、OBR(optimized background regimen):最適なバックグラウンドレジメン

投与方法​

シュンレンカの投与スケジュールは、導入療法と維持療法に分かれており、維持療法では6ヵ月ごとに皮下投与を行います。

OBR:最適なバックグラウンドレジメン

投与方法動画​

  • 「効能又は効果、用法及び用量、禁忌を含む注意事項等情報」等につきましては電子化された添付文書をご参照ください。

6. 用法及び用量
〈錠剤〉
通常、成人には投与1日目及び2日目に2錠(レナカパビルとして600mg)を、8日目に1錠(レナカパビルとして300mg)を1日1回経口投与する。本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる。投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。
〈注射剤〉
通常、成人にはレナカパビル経口剤の投与開始後15日目に、レナカパビルとして927mgを皮下投与する。以降は、927mgを6ヵ月に1回、皮下投与する。投与に際しては、必ず他の抗HIV薬と併用すること。
7. 用法及び用量に関連する注意(抜粋)
〈注射剤〉
7.3 本剤の2回目以降の投与は、投与予定日(本剤の最終投与日から26週間)の前後2週間以内に行うこと。
7.4 本剤の最終投与日から28週間超経過したが、本剤投与を再開することが医療上適切である場合、レナカパビル経口剤の投与1日目から再開すること。レナカパビル経口剤を再開する際にはレナカパビル経口剤の電子添文を参照すること。

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