HR+/HER2-乳癌における用法及び用量の設定根拠は?
本剤の用法及び用量は、以下の臨床試験の成績に基づき設定した。
〈化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌〉
海外第3相試験(IMMU-132-09試験、TROPiCS-02)及び国内第1/2 相試験(GSUS-569-6172試験、ASCENT-J02)の第2相パート(HR陽性HER2陰性転移・再発乳癌コホート)における用法・用量及び試験成績に基づいて設定した。当該試験における用法・用量は、海外第1/2相試験(IMMU-132-01試験)及びGS-US-569-6172試験の第1相パートの成績を基に設定し、サシツズマブ ゴビテカン(遺伝子組換え)として1回10 mg/kg(体重)を、21日間を1サイクルとし、各サイクルの1日目及び8日目に点滴静注した。初回投与は3時間かけて行い、その後の投与は、IMMU-132-09試験では、バイタルサインが安定し、infusion reactionが発現しなかった場合、GS-US-569-6172試験では、前回の投与の忍容性が良好であった場合、1~2時間に短縮できるとした。
IMMU-132-09試験では、HR陽性HER2陰性転移・再発乳癌患者において、本剤の有効性及び安全性が確認されている。また、GS-US-569-6172試験のHR陽性HER2陰性転移・再発乳癌コホートで認められた日本人患者における本剤の有効性及び安全性プロファイルは、IMMU-132-09試験と概ね同様であることが確認されている。薬物動態についても、GS-US-569-6172試験のHR陽性HER2陰性転移・再発乳癌コホートの日本人患者におけるサシツズマブ ゴビテカンの曝露量は、IMMU-132-09試験の非日本人患者における曝露量と同程度であった。これらのことから、GS-US-569-6172試験のHR陽性HER2陰性転移・再発乳癌コホートの日本人患者における曝露-反応関係は、IMMU-132-09試験の非日本人患者で認められたものと同様であると推測される。したがって、本剤投与を受けた非日本人のHR陽性HER2陰性転移・再発乳癌患者で確立された曝露-反応関係を踏まえると、本剤10 mg/kgを、21日間を1サイクルとし、各サイクルの1日目及び8日目に点滴静注する投与レジメンで、HR陽性HER2陰性転移・再発乳癌の日本人患者に投与したとき、有効性及び安全性の望ましいベネフィット・リスクバランスが得られると期待される。
以上より、本剤の用法及び用量は、「通常、成人には、サシツズマブ ゴビテカン(遺伝子組換え)として1回10 mg/kg(体重)を、21日間を1サイクルとし、各サイクルの1日目及び8日目に点滴静注する。投与時間は3時間とし、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降は1~2時間に短縮できる。なお、患者の状態により適宜減量する。」と設定した。
出典:IF V章3.(2)
〈化学療法歴のあるホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌〉
海外第3相試験(IMMU-132-09試験、TROPiCS-02)及び国内第1/2 相試験(GSUS-569-6172試験、ASCENT-J02)の第2相パート(HR陽性HER2陰性転移・再発乳癌コホート)における用法・用量及び試験成績に基づいて設定した。当該試験における用法・用量は、海外第1/2相試験(IMMU-132-01試験)及びGS-US-569-6172試験の第1相パートの成績を基に設定し、サシツズマブ ゴビテカン(遺伝子組換え)として1回10 mg/kg(体重)を、21日間を1サイクルとし、各サイクルの1日目及び8日目に点滴静注した。初回投与は3時間かけて行い、その後の投与は、IMMU-132-09試験では、バイタルサインが安定し、infusion reactionが発現しなかった場合、GS-US-569-6172試験では、前回の投与の忍容性が良好であった場合、1~2時間に短縮できるとした。
IMMU-132-09試験では、HR陽性HER2陰性転移・再発乳癌患者において、本剤の有効性及び安全性が確認されている。また、GS-US-569-6172試験のHR陽性HER2陰性転移・再発乳癌コホートで認められた日本人患者における本剤の有効性及び安全性プロファイルは、IMMU-132-09試験と概ね同様であることが確認されている。薬物動態についても、GS-US-569-6172試験のHR陽性HER2陰性転移・再発乳癌コホートの日本人患者におけるサシツズマブ ゴビテカンの曝露量は、IMMU-132-09試験の非日本人患者における曝露量と同程度であった。これらのことから、GS-US-569-6172試験のHR陽性HER2陰性転移・再発乳癌コホートの日本人患者における曝露-反応関係は、IMMU-132-09試験の非日本人患者で認められたものと同様であると推測される。したがって、本剤投与を受けた非日本人のHR陽性HER2陰性転移・再発乳癌患者で確立された曝露-反応関係を踏まえると、本剤10 mg/kgを、21日間を1サイクルとし、各サイクルの1日目及び8日目に点滴静注する投与レジメンで、HR陽性HER2陰性転移・再発乳癌の日本人患者に投与したとき、有効性及び安全性の望ましいベネフィット・リスクバランスが得られると期待される。
以上より、本剤の用法及び用量は、「通常、成人には、サシツズマブ ゴビテカン(遺伝子組換え)として1回10 mg/kg(体重)を、21日間を1サイクルとし、各サイクルの1日目及び8日目に点滴静注する。投与時間は3時間とし、初回投与の忍容性が良好であれば、2回目以降は1~2時間に短縮できる。なお、患者の状態により適宜減量する。」と設定した。
出典:IF V章3.(2)
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