HBV cccDNAと宿主蛋白との相互作用
- 日時
- 2025年8月22日(金)09:30~10:30
- 座長
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国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所 肝炎・免疫研究センター 研究センター長/肝炎情報センター長
考藤 達哉 先生
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国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所 肝炎・免疫研究センター 研究センター長/肝炎情報センター長
- 演者
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岡山大学学術研究院医歯薬学域 消化器・肝臓内科学 教授
大塚 基之 先生
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岡山大学学術研究院医歯薬学域 消化器・肝臓内科学 教授
- 講演内容
B型肝炎ウイルス(HBV)は慢性肝疾患や肝細胞癌の主要な原因であり、その完全排除はいまだ困難な課題である。現在の核酸アナログ製剤はウイルス複製を強力に抑制するが、cccDNAの持続的存在より治療中止が困難である。
本講演では、HBVの治療標的としてのcccDNAに注目して、cccDNAと相互作用する蛋白として報告されたSmc5/6複合体とその機能、そして我々が行ってきたSmc5/6蛋白の制御機構を標的とした新規抗ウイルス薬の探索について紹介する。
さらに、Cas蛋白とビオチン転移酵素を応用した近接標識法を用いて最近新たに同定したcccDNAと相互作用する宿主のウイルス複製制御因子ABHD14Bなど、cccDNAと相互作用する蛋白の同定とその機能について概説する。詳細はこちらの公式WEBサイトをご参照ください。
https://jaat.jp/meeting/33jaat/
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