C型肝炎治療の再考:残された課題へどう対応するか
- 日時
- 2026年2月6日(金)12:20~13:20
- 座長
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北海道大学大学院医学研究院 内科学分野 消化器内科学教室 教授
坂本 直哉 先生
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北海道大学大学院医学研究院 内科学分野 消化器内科学教室 教授
- 演者
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京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科学 講師(学内)
瀬古 裕也 先生
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京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科学 講師(学内)
- 講演内容
直接作用型抗ウイルス薬(DAA)の登場により、C型肝炎治療は高い治癒率を実現し、ウイルス性肝炎の撲滅に向けた取り組みが加速している。治療の進歩により、かつて困難であった高齢者や合併症を有する患者への対応も可能となり、治療対象の拡大が進んでいる。
一方で、治療の進展だけでは撲滅は達成されず、未診断・未治療患者の掘り起こしや地域医療体制の強化、多職種連携の推進など、社会的基盤の整備が不可欠である。今後も、WHOが掲げる「2030年までのウイルス性肝炎撲滅」目標の達成に向けて、包括的な取り組みの強化が求められる。
本講演では、多様化する患者背景に応じた適切な治療の在り方を考えるべく、C型肝炎に関する多角的なエビデンスを紹介する。また、京都府2次医療圏における肝炎治療の実態にも触れ、肝疾患診療の質向上に向けた課題を考察する。詳細はこちらの公式WEBサイトをご参照ください。
https://www.tohoku-kyoritz.jp/jasbra45/index.html
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