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1489/1490試験 有効性

抗HIV薬による治療経験がないHIV-1感染症患者を対象とし、ビクタルビ群とABC/DTG/3TC群を比較した海外第Ⅲ相臨床試験成績(1489/1490試験併合)(海外データ)

1489/1490試験 有効性

(1) FDAのスナップショットアルゴリズムによる投与48週時点の血漿中HIV-1 RNA量が50 copies/mL未満であった被験者の割合

[1489試験および1490試験の併合解析(FAS)](主要評価項目)(海外データ)

FASを対象とした1489試験および1490試験の併合解析で、FDAのスナップショットアルゴリズムによる投与48週時点の血漿中HIV-1 RNA量が50copies/mL未満であった被験者の割合は、ビクタルビ配合錠群が90.9%、ABC/DTG/3TC群が93.0%、DTG+F/TAF群が92.9%であり、ビクタルビ配合錠群とABC/DTG/3TC群、DTG+F/TAF群の群間差の両側95%信頼区間の下限値が事前に設定したマージン−12%を上回ったことから、ビクタルビ配合錠群は、ABC/DTG/3TC群[群間差(95.002%信頼区間):−2.1%(−5.9%〜1.6%)]、
DTG+F/TAF群[群間差(95.002%信頼区間):−1.9%(−5.6%〜1.8%)]の双方に対し、非劣性が検証されました。

(2) 投与48週時点のCD4細胞数のベースラインからの変化量

[1489試験および1490試験の併合解析(FAS)](副次評価項目)(海外データ)

1489試験および1490試験における投与48週時点のCD4細胞数のベースラインからの変化量の平均値(標準偏差)は、ビクタルビ配合錠群が207(178.0)cells/μL、ABC/DTG/3TC群が229(188.8)cells/μL、DTG+F/TAF群が201(166.4)cells/μLであり、ビクタルビ配合錠群と対照群の最小二乗平均値の差(95.002%信頼区間)は、ABC/DTG/3TC群との差が−23 cells/μL(−48〜3 cells/μL)、DTG+F/TAF群との差が4 cells/μL(−21〜28 cells/μL)でした。

来院ごとのCD4細胞数のベースラインからの変化量

(3) FDAのスナップショットアルゴリズムによる投与96週時点の血漿中HIV-1 RNA量のカットオフ値50 copies/mLによるウイルス学的転帰

[第Ⅲ相国際共同試験(1489試験)(FAS)](副次評価項目)(海外データ)

投与開始96週のビクタルビ配合錠群のウイルス学的成功率は88%であり、対照群に対する非劣性が示されました。

ウイルス学的成功:血漿中HIV-1 RNA量 50 copies/mL未満
ABC:アバカビル、DTG:ドルテグラビル、3TC:ラミブジン
*:ビクタルビ配合錠群とABC/DTG/3TC群の群間差の両側95%信頼区間の下限値が事前に設定したマージン-12%を上回ったことから
[群間差(95.002%信頼区間):-1.9%(-6.9%~3.1%)]、ビクタルビ配合錠群は、ABC/DTG/3TC群に対し、非劣性が示されました(副次評価項目)。
:欠測データをウイルス学的失敗として扱う解析
:欠測データを解析対象から除外する解析
Wohl DA, et al.: Lancet HIV 2019; 6(6):e355.
本試験はギリアド・サイエンシズ社より⽀援を受けています。著者にギリアド・サイエンシズ社より⽀援を受けている者が含まれます。

(4)投与96週時点の血漿中HIV-1 RNA量のカットオフ値50 copies/mLによるウイルス学的転帰

[第Ⅲ相国際共同試験(1490試験)(FASおよびPP)](副次評価項目)(海外データ)

投与開始96週のビクタルビ配合錠群のウイルス学的成功率は84%であり、対照群に対する非劣性が示されました(FAS)。

ウイルス学的成功:血漿中HIV-1 RNA量 50 copies/mL未満
DTG:ドルテグラビル、F:エムトリシタビン、TAF:テノホビル アラフェナミド
*:ビクタルビ配合錠群とDTG+F/TAF群の群間差の両側95%信頼区間の下限値が事前に設定したマージン-12%を上回ったことから[群間差(95%信頼区間):2.3%(-7.9%~3.2%)]、ビクタルビ配合錠群は、 DTG+F/TAF群に対し、非劣性が示されました(副次評価項目)。
:96週で服薬遵守率の低い(服薬遵守率が第1四分位以下)患者や、治療を受けていない患者を除外する解析
:欠測データをウイルス学的失敗として扱う解析
§:欠測データを解析対象から除外する解析
Stellbrink HJ, et al.: Lancet HIV 2019; 6(6): e364.
本試験はギリアド・サイエンシズ社より支援を受けています。著者にギリアド・サイエンシズ社より支援を受けている者が含まれます。

(5)耐性変異発現例(海外データ)

●抗HIV薬による治療経験がないHIV-1感染症患者を対象とした1489試験における耐性検査対象例と耐性変異発現例1‒3(海外データ)

抗HIV薬による治療経験がないHIV-1感染症患者を対象とした1489試験の96週の観察の結果、ビクタルビ配合錠の成分に対する新たな耐性変異の発現は認められませんでした。

ABC:アバカビル、DTG:ドルテグラビル、3TC:ラミブジン
*:ウイルス学的失敗と判定された時点、投与48週後または早期に本剤の投与を中止した時点のHIV-1 RNA量が200 copies/mL以上であった患者を対象に遺伝子型および表現型解析を行った。
:2回の来院で連続してHIV-1 RNA量が200 copies/mL以上であった患者、あるいは48週、96週、8週以降の最後の来院においてHIV-1 RNA量が200 copies/mL以上であり、その後治療を受けながらもHIV-1 RNA量が50 copies/mL未満にならなかった患者を対象に遺伝子型および表現型解析を行った。
1. Gallent J, et al.: Lancet 2017; 390: 2063.
2. 社内資料(Phase 3 study : GS-US-380-1489)(承認時評価資料)
3. Wohl DA, et al.: Lancet HIV 2019; 6(6):e355.
上記試験はギリアド・サイエンシズ社より支援を受けています。著者にギリアド・サイエンシズ社より支援を受けている者が含まれます。

●抗HIV薬による治療経験がないHIV-1感染症患者を対象とした1490試験における耐性検査対象例と耐性変異発現例4‒6(海外データ)

抗HIV薬による治療経験がないHIV-1感染症患者を対象とした1490試験の96週の観察の結果、ビクタルビ配合錠の成分に対する新たな耐性変異の発現は認められませんでした。

DTG:ドルテグラビル、F:エムトリシタビン、TAF:テノホビル アラフェナミド
*:ウイルス学的失敗と判定された時点、投与48週後または早期に本剤の投与を中止した時点のHIV-1 RNA量が200 copies/mL以上であった患者を対象に遺伝子型および表現型解析を行った。
:2回の来院で連続してHIV-1 RNA量が200 copies/mL以上であった患者、あるいは48週、96週、8週以降の最後の来院においてHIV-1 RNA量が200 copies/mL以上であり、その後治療を受けながらもHIV-1 RNA量が50 copies/mL未満にならなかった患者を対象に遺伝子型および表現型解析を行った。
4. Sax PE, et al.: Lancet 2017; 390: 2073.
5. 社内資料(Phase 3 study : GS-US-380-1490)(承認時評価資料)
6. Stellbrink HJ, et al.: Lancet HIV 2019; 6(6): e364.
上記試験はギリアド・サイエンシズ社より支援を受けています。著者にギリアド・サイエンシズ社より支援を受けている者が含まれます。