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適正使用情報

適正使用情報

ハーボニー配合錠の警告・禁忌、効能・効果、用法・用量、使用上の注意
(慎重投与、重要な基本的注意、相互作用、副作用等)の詳細は、こちらをご参照ください。

ハーボニー配合錠の適応となる患者

【効能・効果】
セログループ1(ジェノタイプ1)又はセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善

〈効能・効果に関連する使用上の注意〉
本剤の使用に際しては、HCV RNAが陽性であることを確認すること。また、肝予備能、臨床症状等により非代償性肝硬変でないことを確認すること。

  • HCV RNAが陽性であることを確認してください。
  • 投与前に、患者が非代償性肝硬変でないことを確認してください。
  • 国内第3相臨床試験で登録された患者は、ChildーPugh Aのみです。

国内第3相臨床試験における非代償性肝硬変の除外基準:
現在又は過去に臨床的な肝代償不全(腹水、脳症、静脈瘤出血)又はChild-Pugh B/Cを認めた患者

MEMO
代償性肝硬変

肝予備能が保たれ、黄疸、腹水、肝性脳症、食道静脈瘤などの肝不全症状がない状態(肝不全症状を伴う状態は、非代償性肝硬変)

ハーボニー配合錠の投与禁忌の患者

禁忌(次の患者には投与しないこと)】

  1. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. 重度の腎機能障害(eGFR<30mL/分/1.73m2)又は透析を必要とする腎不全の患者(【薬物動態】の項参照)
  3. 次の薬剤を投与中の患者:カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品(「相互作用」の項参照)

(1)本剤の有効成分・含量及び添加物は以下のとおりです。

有効成分・含量(1錠中) レジパスビル 90mg、ソホスブビル 400mg
添加物 結晶セルロース、乳糖水和物、コポリビドン、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク、黄色5号アルミニウムレーキ

(2)重度の腎機能障害(eGFR<30mL/分/1.73m2)又は透析を必要とする腎不全の患者における本剤の安全性は確立されていません。

MEMO eGFRの推算式

血清クレアチニンを用いる式
eGFRcreat(mL/分/1.73m2) = 194 × Cr-1.094 × 年齢(歳)-0.287
(女性のeGER=男性のeGFR×0.739)

日本腎臓学会. エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013, xivより改変

(3)強力なP-gp誘導作用を有する薬剤をハーボニー配合錠と併用した場合、レジパスビル及びソホスブビルの血漿中濃度が低下し、本剤の効果が減弱するおそれがあります。

ハーボニー配合錠の投与時の注意点

ハーボニー配合錠の投与時に注意が必要な患者(重要な基本的注意)
(1)本剤とアミオダロンの併用投与
(2)B型肝炎ウイルス感染の患者又は既往感染者

重大な副作用
高血圧(頻度不明) 、脳血管障害(頻度不明)

ハーボニー配合錠の投与時に注意が必要な患者(重要な基本的注意)

(1)本剤とアミオダロンの併用投与

徐脈等の不整脈があらわれるおそれがあります。(詳細は、こちらをご覧ください)

(2)B型肝炎ウイルス感染の患者又は既往感染者(HBs抗原陰性、かつHBc抗体又はHBs抗体陽性)

C型肝炎直接型抗ウイルス薬を投与開始後、C型肝炎ウイルス量が低下する一方B型肝炎ウイルスの再活性化が報告されています。本剤投与に先立って、B型肝炎ウイルス感染の有無を確認してください。B型肝炎ウイルス感染の患者又は既往感染者に本剤を投与する場合は、HBV DNA量等のB型肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意してください。

ハーボニー配合錠で報告された重大な副作用

1) 高血圧(頻度不明)

高血圧があらわれることがあり、収縮期血圧180mmHg以上又は拡張期血圧110mmHg以上に至った例も報告されているので、投与中は血圧の推移等に十分注意してください。異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行ってください。

2) 脳血管障害(頻度不明)

脳梗塞、脳出血等の脳血管障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行ってください。

ハーボニー配合錠による治療を中止する場合は、ウイルス学的著効達成(SVR)が得られない可能性も考慮し、ハーボニー配合錠治療継続のベネフィット/リスクを検討してください。

  • 自発報告又は海外の臨床試験において報告された副作用は頻度不明としています。

ハーボニー配合錠の併用禁忌の薬剤

強力なP-gp誘導作用を有する下記薬剤との併用により、ハーボニー配合錠の血漿中濃度が低下し、ハーボニー配合錠の効果が減弱するおそれがあります。そのため、これらの薬剤はハーボニー配合錠と併用できません。

1 リファンピシン(リファジン)
2 カルバマゼピン(テグレトール)
3 フェニトイン(アレビアチン)
4 セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品

注意点

ハーボニー配合錠との併用はできません。

患者指導

ハーボニー配合錠投与前及び投与中に、これらの薬剤の服用状況を確認してください。
なお、セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)を含有する食品の摂取制限についても、患者さんへのご指導をお願いいたします。

MEMO
ハーボニー配合錠の有効成分である、レジパスビル及びソホスブビルは、トランスポーター(P糖蛋白(P-gp)、乳癌耐性蛋白(BCRP))の基質です1),2)。なお、ハーボニー配合錠はCYP450に対して阻害作用及び誘導作用を示しませんでした1),2)

1)社内資料(In vitro 薬物相互作用試験:PC-PSI-7977-11-0006)
2)社内資料(In vitro 薬物相互作用試験:AD-256-2144、AD-256-2150、AD-256-2109、AD-334-2020、AD-334-2022、PC-PSI-7977-10-0005、AD-256-2096、AD-256-2133、AD-256-2132、AD-256-2097、AD-256-2146)

ハーボニー配合錠の併用注意の薬剤

消化性潰瘍治療薬との併用時の注意点

胃内pHを上昇させる薬剤 制酸剤
水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等
H2受容体拮抗剤ファモチジン等
プロトンポンプ阻害剤オメプラゾール等

レジパスビルの溶解性は胃内pHの上昇により低下します。そのため、胃内pHを上昇させる薬剤との併用ではレジパスビルの血漿中濃度が低下するおそれがあります。

制酸剤
水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等

併用時の注意点

水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の制酸剤は服用後に吸収されることなく胃酸を中和する作用があります。各制酸剤の作用持続時間を考慮いただき、制酸作用の影響をできるだけ受けない服用方法をご検討ください。

H2受容体拮抗剤
ファモチジン等

併用時の注意点

レジパスビルの血漿中濃度が低下し、レジパスビルの効果が減弱するおそれがあります。ハーボニー配合錠と併用する場合には、同時に投与又はハーボニー配合錠投与と12時間の間隔をあけて投与してください。

患者指導

H2受容体拮抗剤は、ハーボニー配合錠と同時又は12時間後に服用するよう患者さんへ指導してください。

MEMO
ファモチジンとの併用試験(外国人データ)

海外において、ハーボニー配合錠とファモチジンを併用し、薬物動態に及ぼす影響を検討する臨床試験が実施された。ハーボニー配合錠とファモチジン40mgを同時投与又は12時間の時間差投与で併用したとき、ソホスブビルのCmaxが同時投与で15%増加したことを除き、ソホスブビルとGS-331007の薬物動態パラメータ比の90%信頼区間は、予め規定した同等性の範囲内(70%~143%)であった。レジパスビルのCmaxは時間差投与で17%、同時投与で20%減少したが、AUC比は同等性の範囲内であった。

社内資料:健康被験者における薬物相互作用試験(GS-US-337-0127)

プロトンポンプ阻害剤
オメプラゾール等

併用時の注意点

レジパスビルの血漿中濃度が低下し、レジパスビルの効果が減弱するおそれがあります。ハーボニー配合錠投与前にプロトンポンプ阻害剤を投与しないでください。ハーボニー配合錠と併用する場合には、プロトンポンプ阻害剤を空腹時にハーボニー配合錠と同時に投与してください。

患者指導

ハーボニー配合錠服用前にプロトンポンプ阻害剤を服用せず、空腹時にハーボニー配合錠とプロトンポンプ阻害剤を同時に服用するよう患者さんへ指導してください。

MEMO
オメプラゾールとの併用試験(外国人データ)

ハーボニー配合錠とオメプラゾールを空腹条件下で同時投与したとき、ソホスブビルとGS-331007のAUC比及びCmax比は同等性の範囲内であった。レジパスビルの曝露量は減少したが(AUCは4%、 Cmaxは11%減少)、減少量はわずかであった。なお、オメプラゾールの最終投与から2時間後の食後にレジパスビル単剤を投与したとき、レジパスビルのAUC、 Cmaxはそれぞれ42%及び48%減少した。オメプラゾール等のプロトンポンプ阻害剤の制酸作用は投与1時間以内に発現し、2時間以内に最大効果があらわれることを考慮すると、本剤をプロトンポンプ阻害剤と時間をずらして併用投与した場合、レジパスビルの血漿中濃度を低下させる可能性があるため推奨されない。

社内資料:健康被験者における薬物相互作用試験(GS-US-337-0127)

心疾患治療薬との併用時の注意点
不整脈治療剤 アミオダロン

ハーボニー配合錠とアミオダロンの併用投与により、徐脈等の不整脈があらわれるおそれがあり、海外の市販後において死亡例も報告されていることから、本剤とアミオダロンの併用は可能な限り避けてください。ただし、やむを得ず併用する場合には、患者さん又はそのご家族に対して併用投与により徐脈等の重篤な不整脈が発現するリスクがあること等を十分説明するとともに、不整脈の徴候又は症状(失神寸前の状態又は失神、浮動性めまい、ふらつき、倦怠感、脱力、極度の疲労感、息切れ、胸痛、錯乱、記憶障害等)が認められた場合には、速やかに担当医師に連絡するよう指導してください。また、併用投与開始から少なくとも3日間は入院下で適切に心電図モニタリングを実施し、退院後少なくとも2週間は患者さん又はそのご家族等が心拍数を連日確認し、不整脈の徴候の発現等に注意して十分に観察し、異常が認められた場合には適切な対応を行ってください。 なお、アミオダロンを長期間投与した際の血漿からの消失半減期は19~53日と極めて長いため、本剤の投与開始前にアミオダロンの投与を中止した患者さんに対しても、上記の対応を実施してください。
注:β遮断剤を投与中の患者さん、又は心疾患、重度の肝疾患を有する患者さんでは、アミオダロンの併用により徐脈等の不整脈の発現リスクが増加するおそれがあります。

P-gpを介して排泄される薬剤 ジゴキシン

レジパスビルの腸管でのP-gpの阻害作用により、ジゴキシンのバイオアベイラビリティが増加するおそれがあります。

アミオダロン

併用時の注意点

ハーボニー配合錠とアミオダロンの併用は可能な限り避けてください。
やむを得ず併用する場合には、以下の実施をお願いいたします。

  1. 併用によるリスク及び併用時に症状があらわれた場合の対処について患者さんへ指導してください。
  2. 併用投与開始から少なくとも3日間は入院下で適切に心電図モニタリングを実施してください。
  3. 退院後少なくとも2 週間は患者さん又はそのご家族等が心拍数を連日確認し、不整脈の徴候の発現等に注意して十分に観察し、異常が認められた場合には適切な対応を行ってください。
  4. アミオダロンを長期間投与した際の血漿からの消失半減期は19~53日と極めて長いため、本剤の投与開始前にアミオダロンの投与を中止した患者さんに対しても、上記の対応を実施してください。
患者指導

併用投与により徐脈等の重篤な不整脈が発現するリスクがあること等を十分説明(①)、入院にて治療を開始することを伝えてください(②)。

また、退院後、不整脈の徴候又は症状(失神寸前の状態又は失神、浮動性めまい、ふらつき、倦怠感、脱力、極度の疲労感、息切れ、胸痛、錯乱、記憶障害等)が認められた場合には、速やかに担当医師に連絡するよう指導してください(③)。

ジゴキシン

併用時の注意点

ジゴキシンの血漿中濃度が上昇するおそれがあります。ハーボニー配合錠と併用する場合は、ジゴキシンの血中濃度のモニタリングを行うなど慎重に投与してください。

患者指導

定期的な検査が必要であることを伝え、服用中に何らかの徴候又は症状が発現した場合には、速やかに担当医師に連絡するよう指導してください。

その他の治療薬との併用時の注意点
その他の併用注意薬 リファブチン
フェノバルビタール
テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を含有する製剤
ロスバスタチン

リファブチン、フェノバルビタール
レジパスビル及びソホスブビルの血漿中濃度が低下し、ハーボニー配合錠の効果が減弱するおそれがあります。

テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を含有する製剤
テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を含有する製剤とハーボニー配合錠との併用により、テノホビルの血漿中濃度が上昇します。

ロスバスタチン
ロスバスタチンの血漿中濃度が上昇し、横紋筋融解症を含むミオパチーの発現リスクが高くなるおそれがあります。

リファブチン

併用時の注意点

P-gpの誘導作用により、レジパスビル及びソホスブビルの消化管における吸収が低下する可能性があります。そのため、レジパスビル及びソホスブビルの血漿中濃度が低下し、ハーボニー配合錠の効果が減弱するおそれがあります。

フェノバルビタール

併用時の注意点

P-gpの誘導作用により、レジパスビル及びソホスブビルの消化管における吸収が低下する可能性があります。そのため、レジパスビル及びソホスブビルの血漿中濃度が低下し、ハーボニー配合錠の効果が減弱するおそれがあります。

テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を含有する製剤

併用時の注意点

ハーボニー配合錠とテノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を併用した場合の、有効性・安全性に関するデータは得られておりません。テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を含有する製剤の添付文書を参照のうえ、腎機能のモニタリングを行うなど、テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩の副作用に注意して投与してください。

MEMO
エファビレンツ/エムトリシタビン/テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩(EFV/FTC/TDF)との併用試験(外国人データ)
ハーボニー配合錠とEFV/FTC/TDFを同時に投与したとき、レジパスビルのAUC、Cmax及びCminのいずれも34%減少したが、効果に影響を与える程の変化ではなかった。ソホスブビル、GS-331007の薬物動態パラメータ比の90%信頼区間は予め規定した同等性の範囲内(70%~143%)であった。一方、EFV、FTCの薬物動態パラメータ比の90%信頼区間は同等性の範囲内であったが、テノホビルのAUC、 Cmax及びCminは98%、79%、163%増加した。これらの結果は、TDFとHIVプロテアーゼ阻害剤との併用時に得られる曝露と同程度であった。

社内資料:健康被験者における薬物相互作用試験(GS-US-337-0127)

  • テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩を含有するその他の製剤との相互作用については、本剤の添付文書、インタビューフォームの【薬物動態】の項を参照してください。

ロスバスタチン

併用時の注意点

レジパスビルのBCRP阻害作用により、ロスバスタチンのバイオアベイラビリティが増加します。そのため、ロスバスタチンの血漿中濃度が上昇し、横紋筋融解症を含むミオパチーの発現リスクが高くなるおそれがあります。

MEMO
その他のスタチン系薬剤において、P-gp又はBCRPの基質となる薬剤、もしくは誘導する薬剤は、ハーボニー配合錠との併用に注意が必要です。 スタチン系に限らず類似の相互作用の機序を有する薬剤では注意が必要と考えられます。その他のスタチン系薬剤が上記に該当するかどうかは、各製薬会社へお問い合わせください。

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